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DANZKA

DANZKA
お酒は20歳になってから。ほどよく、楽しく、良いお酒。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪い影響を与えるおそれがあります。
飲酒運転は法律で禁止されています。
©2025 DANZKA
DANZKA

北欧のそよ風が六本木に吹く——プレミアムウォッカ「DANZKA(ダンズカ)」と匠の技が織りなす新たな体験

六本木の地下。木樽の熟成庫をイメージした落ち着いた空間に、3,000本を超える酒類が壁一面に並ぶ「CaskStrength(カスク ストレングス)」。2003年のオープンから22年という歴史を持つこの店で、店長を務める山田一隆(やまだ かずたか)さんが手にしたのは、北欧デンマーク発のプレミアムウォッカDANZKA(ダンズカ)だ。

「最初に見たときは、まずボトルのインパクトに驚きました。1Lという珍しいサイズで、デザインも印象的で」

しかし山田さんは、その味わいにも驚いたと言う。バー営業の合間を縫っては醸造所へと足を運び、自分の目と耳と舌で酒の品質や造り手の想いを確かめる山田さんに、DANZKA(ダンズカ)の魅力を聞いた。

CaskStrengthが誇る、圧倒的な酒コレクション

CaskStrengthに一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは壁一面に並ぶ膨大な酒瓶だ。店内には合計3,000本ほどの酒が並び、奥のテーブル席、さらに壁の向こう側の6席の個室カウンターにも、全体が酒類で満たされている。

——入り口からは想像もできない空間で、驚きました。

山田さん:お客様からも「まさか奥にこんな場所があるとは」と驚かれます。「CASK」は英語で木樽を意味するのですが、それらを熟成する空間をイメージしてデザインされた空間です。入り口は洞穴に入るかのような狭さなのですが、入ったら意外と開放的で、壁一面は酒類で満たされている。酒を楽しむことに特化した空間ですね。

——さまざまなお酒が並んでいますね。

山田さん: はい。ウイスキーの熟成庫をイメージしているとはいえ、ウォッカやジンも取り扱っています。後方にはワインセラーもあり、1,000本ほどワインが収蔵されていますね。日本酒や焼酎もご用意していますので、あらゆるジャンルのアルコールをお楽しみいただけると思います。

お酒の数は、常に増え続けています。特に日本ではウイスキーの蒸留所が増加しており、新しい銘柄との出会いが絶えません。現在日本国内で稼働している蒸留所は120ヶ所ほどですが、実は今後80か所が増える予定なんです。本場のスコットランドでも稼働しているのは150ヶ所なので、日本は本場を超すいきおいといえます。

酒の魅力を伝えるのも、バーテンダーの仕事。山田店長のこだわり

山田さんは新しい情報が毎日のように届くなかで、毎年5〜10回ほど国内外の蒸留所を訪問しているという。現在はインターネットでもさまざまな情報が手に入るなかで、自ら現地へ足を運ぶ理由について聞いた。

—— なぜ、蒸留所に行かれるのですか。

山田さん: 私たちの仕事は、カクテルを作ることだけではありません。取り揃えているお酒の魅力を余すことなく、お客様に味わっていただくことも大切な使命だと思うんです。

お酒って、価格に関係なく、一つ一つの銘柄が真摯で真剣に作られているんですよね。お酒を知れば知るほど、蒸留所に行けば行くほど、それはヒシヒシと感じます。だからこそ、私たちはバーテンダーとして美味しいお酒や居心地の良い空間を提供するだけでなく、造り手の皆様に代わってお酒を提供する者として、責任を果たしたいと考えているんです。

—— バーテンダーとしての誇りを感じます。接客でも意識されていることはありますか?

山田さん:お客様がご来店いただいたときの状態は、よく観察しています。

暑い日に少し疲れた表情で入ってきたお客様には、ロックやストレートを勧めるよりも、炭酸の効いたすっきりしたものをご提案したり、2軒目として訪れるような時間帯には一店舗目で味わったものの余韻を踏まえたものをご用意したり。

私はお客様と沢山の会話をするほうではないのですが、多くを語らずとも感じとれる所作や雰囲気を見て対応するのが好きなんですよね。あくまでも主役は、お酒とお客様。バーテンダーとしての私は黒子に徹したいと考えています。幼い頃から書道をしていたので、茶道や華道のように日本人らしい所作や「侘び寂び」を、無意識に実践しているのかもしれません。

DANZKA(ダンズカ)は他を邪魔しない、綺麗なウォッカ

3,000本以上の酒を取り揃え、自身が五感で味わった酒の魅力を日々客に伝える山田さんに「DANZKA(ダンズカ)」の魅力を聞いた。

——はじめてDANZKA(ダンズカ)を知ったときの、印象について教えてください。

山田さん: まずは見た目に驚きました。お酒のボトルは700mlが一般的なサイズなので1Lという大きさは珍しいですし、ステンレスボトルはスタイリッシュでインパクトがありますよね。「キンキンに冷やしたら、キャンプ場にも持参できそう」などと、仲間とも会話が弾みました。

味は非常に綺麗で、クリア。水のようにサラッとした印象ではあるのですが、その中にそよ風が吹いているような爽やかな印象もあり「何杯でも飲める」と思いました。お酒を飲んでいる感覚はあるのに、引っかかりがないんですよね。

特に「DANZKAFIFTY(ダンズカ フィフティー)」は、日本では珍しい50度のウォッカですが、アルコールの主張は感じるのに、まったくそんな感じがしないんです。ある意味、危険なお酒ですよね(笑)。「DANZKATHE SPIRIT(ダンズカ ザ スピリット)」はFIFTYに比べると、より甘さを感じました。やっぱり50度のお酒に比べるとやわらかくしなやかな印象があるので、万人ウケすると思います。

実際に、DANZKA THE SPIRITを使った「ウォッカトニック」を作ってもらった。実はウォッカトニックは「CaskStrength」の中でも、大切にされているメニューだという。

山田さん: CASKには姉妹店があるのですが、西麻布の店舗名は「Wodka Tonic(ウォッカトニック)」といいます。

初代の代表が初めて飲んだカクテルがウォッカトニックだったことに由来しているのですが、だからこそ「とりあえず生ビール」ではなく「とりあえずウォッカトニック」というオーダーも多いんです。私もそちらの店舗に立たせていただく機会があるので、他店のバーテンダーより何十倍ものウォッカトニックを作ってきたと思います。

ウォッカトニックは、使用するウォッカによって全く味わいが異なるんですよ。トニックウォーターとの相性も変わりますし、原材料に余計なものが混じっていると一気に雑味が出て、飲みにくいカクテルとなります。逆に原材料にこだわったウォッカは、とても飲みやすいですし二日酔いにもなりにくいんです。

だからこそ、DANZKA(ダンズカ)と出会ったときの驚きは大きくて。FIFTYはライ麦100%、THE SPIRITは小麦100%と原料も厳選されたピュアなものですし、FIFTYは単式蒸留で6回、THE SPRITは単式蒸留で7回蒸留をしています。複数のフィルターを通しているため、本当になめらかでカクテルに使用しても、本来の味を邪魔しません。

「邪魔をしないのは当たり前では?」と思われる方も多いかもしれないのですが、これって本当にすごいことなんですよ。「当店で提供するウォッカトニックに、DANZKA(ダンズカ)を使用しても良いかな」と感じたくらいです。

「もう一つ『飲みやすすぎて危険だな』と感じたカクテルがあります」と山田さんが提案したのは、ブラッディマリー。スパイスなどは使用せず、トマトジュースとDANZKA(ダンズカ)でシンプルに仕上げた一杯をいただいた。

山田さん: ブラッディマリーで使用するトマトジュースは、フレッシュなトマトの状態で仕入れています。静岡県から届くトマトを絞って裏ごしし、ご提供します。

使用するのは「DANZKA FIFTY」です。50度のウォッカとトマトジュースは、合わせると刺激が強くて飲みにくいのでは?と思われる方も多いかもしれないのですが、飲んだらその飲みやすさに驚くと思いますよ。

山田さん:カクテルの状態でも15%はあるのですが、カクテルにする際に空気を含んだことで、よりアルコールを感じにくくなっているのだと思います。「DANZKA FIFTY」がトマトの甘みを引き立てているものの、塩と一緒に飲むとより引き立ち、飲みやすいものになりますよね。

用途・好みによって使い分けて。DANZKA(ダンズカ)の可能性にせまる

—— DANZKA(ダンズカ)はどんな方におすすめしたいですか?

山田さん:「THE SPIRIT」と「DANZKA FIFTY」でそれぞれ異なるのですが、ウォッカにあまり親しみのない方でも楽しめるのは「THE SPIRIT」だと思います。ソーダやトニックなど、シンプルな割り材に合わせるときや、フレッシュなフルーツなど合わせる素材の味をそのまま引き立てて楽しみたいときに、活躍してくれそうです。

「DANZKA FIFTY」は、がっつりとしたアルコールを感じたい方に。個人的には「DANZKA FIFTY」にワイルドで男性的な印象を持っているんです。「ウォトカマティーニをシェイクで」というセリフを思い浮かべる方には、50度の方がいいかなと。がっつりしたアルコールを感じたい方ですね。

共通してDANZKA(ダンズカ)は、綺麗で上質なウォッカという印象があります。とくに若い方の間だととにかく楽しくたくさんお酒をのみたいという方もいると思うのですが、アルコールの風味は感じつつも後に残らない。そんなお酒も飲んでみていただき、ウォッカやカクテルの世界を楽しむきっかけとなれば嬉しいです。

山田さんのDANZKA(ダンズカ)への評価は、単なる商品の良さを超え、作り手の哲学と重なる部分も多い。「何の邪魔もしない」という表現は、山田さんがバーテンダーとして「黒子に徹する」姿勢とも通じるものがある。

こうしてDANZKA(ダンズカ)は、CaskStrengthの3,000本を超えるコレクションに追加された。お酒への探究心とこだわりをもったバーテンダーによって今後DANZKA(ダンズカ)が提供されれば、より多くの愛酒家がこのプレミアムウォッカと出会うことになるだろう。数多のお酒の中から今後DANZKA(ダンズカ)がどのようなシーンで愛され、どんな物語を紡いでいくのか。その瞬間を想像するだけで心が躍る。

◆ CaskStrength(カスク・ストレングス)

住所:東京都港区六本木3-9-11 メインステージ六本木B1
電話:0364329772
営業時間:18:00〜GoodTime
ホームページ:https://www.cask-s.com/

ABOUT 北欧の伝統と革新が融合した
プレミアムウォッカ

DANZKAは1898年コペンハーゲンで生まれました。

DANZKA(ダンズカ)の材料はシンプルで全粒の穀物、地下深くからくみ上げられる磨かれた水だけです。

1リットルにつき1kg以上の全粒の穀物が使用されています。
6〜7回のカラム蒸留工程で蒸留しているので、非常になめらかな口触りで、カクテルはもちろん、ストレートやロックでもお楽しみいただけます。

ボトルのデザインはBang & Olufsen
元クリエイティブディレクター
<Johannes Torpe Studios>のSEO兼
クリエイティブディレクターである
JACOB JENSEN氏が担当し、
無駄の無いアルミボトルのデザインは、
美しさだけでなく機能性も追求しています。

ガラス瓶のウォッカと比較して、
約5倍のスピードで冷却可能で、
軽くて割れないので旅行やアウトドアなど
持ち運びにも最適。

さらにリユース・リサイクル可能で
環境に優しいサスティナブルなボトルです。

LINE UP

DANZKA FIFTY

DANZKA FIFTY

アルコール分 50%
内容量 1000ml

全粒のライ麦100%から作られたウォッカに澄んだ地下水を均等に配合し、日本では珍しい50度に仕上げたDANZKA FIFTY(ダンズカ フィフティー)。通常のウォッカの約2倍にあたる6回のカラム蒸留工程で蒸留。濃厚でコクがあるがクリアな味わいが特徴。

購入はこちら外部リンク

DANZKA THE SPRIT

DANZKA THE SPIRIT

アルコール分 44%
内容量 1000ml

長い制作期間を経て完成した、すべての感覚を刺激するプレミアムウォッカDANZKA THE SPIRIT(ダンズカ ザ スピリット)。伝統的なウォッカの製法を守り、7回ものカラム蒸留工程で磨きに磨いたピュアなテイストが特徴的。
全粒の小麦100%使用。ストレートまたはオンザロックでお楽しみください。

購入はこちら外部リンク

RECIPE

DANZKA

エスプレッソマティーニ

Espresso Martini

DANZKA 50%50 mL
エスプレッソ50 mL
ガムシロップ10 mL
グラス:カクテルグラス
作り方:シェイカーに氷と材料を入れてシェイクし、冷えたカクテルグラスに注ぐ。
デコレーション:コーヒー豆

DANZKA

金柑マティーニ

Kumquat Martini

DANZKA 50%30 mL
オレンジリキュール20 mL
金柑薄切り5 個
グラス:カクテルグラス
作り方:すべての材料をシェイカーに注ぎ、一度かき混ぜて氷と一緒にシェイクする。冷やしたカクテルグラスに注ぎ、金柑の薄切りで飾る。
デコレーション:金柑の薄切り

DANZKA

ブラッディマリー

Bloody Mary

DANZKA 50%50 mL
トマトジュース100 mL
レモンジュース20mL
タバスコ1mL
ウスターソース1mL
セロリソルト少々
黒胡椒少々
レモン薄切り3枚
グラス:ハイボールグラス
作り方:シェイカーに氷と材料を入れてシェイクし、冷えたハイボールグラスに注ぐ。レモンで飾る。
デコレーション:レモンの輪切り

DANZKA

モスコミュール

Moscow Mule

DANZKA 50%50 mL
ライムジュース10mL
アンゴスチュラ・アロマティック・ビターズ0.5mL
ジンジャービア150mL
ライムくし切り1個
ミント少々
グラス:ハイボールグラス
作り方:シェイカーに氷とDANZKA 50%とライムジュース、ビターズを入れてシェイクし、氷を張ったハイボールグラスに注ぐ。ジンジャービアをゆっくり注ぎ、ライムの輪切りで飾る。
デコレーション:ライムの輪切りとミントで飾る。

DANZKA

ウォッカティーニ

Vodkatini

DANZKA 50%100mL
ドライベルモット10mL
オリーブ2個
グラス:カクテルグラス
作り方:ミキシンググラスに氷を入れ材料をすべて加える。かき混ぜて冷やしたカクテルグラスに注ぎ、オリーブで飾つける。
デコレーション:オリーブ

DANZKA

タイガーキス

Tiger Kiss

DANZKA 50%30mL
オレンジリキュール20mL
みかんピューレ100mL
バニラシロップ10mL
スイートチリパウダー0.5ティースプーン
グラス:ハイボールグラス
作り方:シェイカーに氷と材料を入れてシェイクし、氷を張ったハイボールグラスに注ぐ。唐辛子で飾る。
デコレーション:唐辛子

NEWS

  • 北欧のそよ風が六本木に吹く——プレミアムウォッカ「DANZKA(ダンズカ)」と匠の技が織りなす新たな体験

    六本木の地下。木樽の熟成庫をイメージした落ち着いた空間に、3,000本を超える酒類が壁一面に並ぶ「CaskStrength(カスク ストレングス)」。2003年のオープンから22年という歴史を持つこの店で、店長を務める山田一隆(やまだ かずたか)さんが手にしたのは、北欧デンマーク発のプレミアムウォッカDANZKA(ダンズカ)だ。

    「最初に見たときは、まずボトルのインパクトに驚きました。1Lという珍しいサイズで、デザインも印象的で」

    しかし山田さんは、その味わいにも驚いたと言う。バー営業の合間を縫っては醸造所へと足を運び、自分の目と耳と舌で酒の品質や造り手の想いを確かめる山田さんに、DANZKA(ダンズカ)の魅力を聞いた。

    CaskStrengthが誇る、圧倒的な酒コレクション

    CaskStrengthに一歩足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは壁一面に並ぶ膨大な酒瓶だ。店内には合計3,000本ほどの酒が並び、奥のテーブル席、さらに壁の向こう側の6席の個室カウンターにも、全体が酒類で満たされている。

    ——入り口からは想像もできない空間で、驚きました。

    山田さん:お客様からも「まさか奥にこんな場所があるとは」と驚かれます。「CASK」は英語で木樽を意味するのですが、それらを熟成する空間をイメージしてデザインされた空間です。入り口は洞穴に入るかのような狭さなのですが、入ったら意外と開放的で、壁一面は酒類で満たされている。酒を楽しむことに特化した空間ですね。

    ——さまざまなお酒が並んでいますね。

    山田さん: はい。ウイスキーの熟成庫をイメージしているとはいえ、ウォッカやジンも取り扱っています。後方にはワインセラーもあり、1,000本ほどワインが収蔵されていますね。日本酒や焼酎もご用意していますので、あらゆるジャンルのアルコールをお楽しみいただけると思います。

    お酒の数は、常に増え続けています。特に日本ではウイスキーの蒸留所が増加しており、新しい銘柄との出会いが絶えません。現在日本国内で稼働している蒸留所は120ヶ所ほどですが、実は今後80か所が増える予定なんです。本場のスコットランドでも稼働しているのは150ヶ所なので、日本は本場を超すいきおいといえます。

    酒の魅力を伝えるのも、バーテンダーの仕事。山田店長のこだわり

    山田さんは新しい情報が毎日のように届くなかで、毎年5〜10回ほど国内外の蒸留所を訪問しているという。現在はインターネットでもさまざまな情報が手に入るなかで、自ら現地へ足を運ぶ理由について聞いた。

    —— なぜ、蒸留所に行かれるのですか。

    山田さん: 私たちの仕事は、カクテルを作ることだけではありません。取り揃えているお酒の魅力を余すことなく、お客様に味わっていただくことも大切な使命だと思うんです。

    お酒って、価格に関係なく、一つ一つの銘柄が真摯で真剣に作られているんですよね。お酒を知れば知るほど、蒸留所に行けば行くほど、それはヒシヒシと感じます。だからこそ、私たちはバーテンダーとして美味しいお酒や居心地の良い空間を提供するだけでなく、造り手の皆様に代わってお酒を提供する者として、責任を果たしたいと考えているんです。

    —— バーテンダーとしての誇りを感じます。接客でも意識されていることはありますか?

    山田さん:お客様がご来店いただいたときの状態は、よく観察しています。

    暑い日に少し疲れた表情で入ってきたお客様には、ロックやストレートを勧めるよりも、炭酸の効いたすっきりしたものをご提案したり、2軒目として訪れるような時間帯には一店舗目で味わったものの余韻を踏まえたものをご用意したり。

    私はお客様と沢山の会話をするほうではないのですが、多くを語らずとも感じとれる所作や雰囲気を見て対応するのが好きなんですよね。あくまでも主役は、お酒とお客様。バーテンダーとしての私は黒子に徹したいと考えています。幼い頃から書道をしていたので、茶道や華道のように日本人らしい所作や「侘び寂び」を、無意識に実践しているのかもしれません。

    DANZKA(ダンズカ)は他を邪魔しない、綺麗なウォッカ

    3,000本以上の酒を取り揃え、自身が五感で味わった酒の魅力を日々客に伝える山田さんに「DANZKA(ダンズカ)」の魅力を聞いた。

    ——はじめてDANZKA(ダンズカ)を知ったときの、印象について教えてください。

    山田さん: まずは見た目に驚きました。お酒のボトルは700mlが一般的なサイズなので1Lという大きさは珍しいですし、ステンレスボトルはスタイリッシュでインパクトがありますよね。「キンキンに冷やしたら、キャンプ場にも持参できそう」などと、仲間とも会話が弾みました。

    味は非常に綺麗で、クリア。水のようにサラッとした印象ではあるのですが、その中にそよ風が吹いているような爽やかな印象もあり「何杯でも飲める」と思いました。お酒を飲んでいる感覚はあるのに、引っかかりがないんですよね。

    特に「DANZKAFIFTY(ダンズカ フィフティー)」は、日本では珍しい50度のウォッカですが、アルコールの主張は感じるのに、まったくそんな感じがしないんです。ある意味、危険なお酒ですよね(笑)。「DANZKATHE SPIRIT(ダンズカ ザ スピリット)」はFIFTYに比べると、より甘さを感じました。やっぱり50度のお酒に比べるとやわらかくしなやかな印象があるので、万人ウケすると思います。

    実際に、DANZKA THE SPIRITを使った「ウォッカトニック」を作ってもらった。実はウォッカトニックは「CaskStrength」の中でも、大切にされているメニューだという。

    山田さん: CASKには姉妹店があるのですが、西麻布の店舗名は「Wodka Tonic(ウォッカトニック)」といいます。

    初代の代表が初めて飲んだカクテルがウォッカトニックだったことに由来しているのですが、だからこそ「とりあえず生ビール」ではなく「とりあえずウォッカトニック」というオーダーも多いんです。私もそちらの店舗に立たせていただく機会があるので、他店のバーテンダーより何十倍ものウォッカトニックを作ってきたと思います。

    ウォッカトニックは、使用するウォッカによって全く味わいが異なるんですよ。トニックウォーターとの相性も変わりますし、原材料に余計なものが混じっていると一気に雑味が出て、飲みにくいカクテルとなります。逆に原材料にこだわったウォッカは、とても飲みやすいですし二日酔いにもなりにくいんです。

    だからこそ、DANZKA(ダンズカ)と出会ったときの驚きは大きくて。FIFTYはライ麦100%、THE SPIRITは小麦100%と原料も厳選されたピュアなものですし、FIFTYは単式蒸留で6回、THE SPRITは単式蒸留で7回蒸留をしています。複数のフィルターを通しているため、本当になめらかでカクテルに使用しても、本来の味を邪魔しません。

    「邪魔をしないのは当たり前では?」と思われる方も多いかもしれないのですが、これって本当にすごいことなんですよ。「当店で提供するウォッカトニックに、DANZKA(ダンズカ)を使用しても良いかな」と感じたくらいです。

    「もう一つ『飲みやすすぎて危険だな』と感じたカクテルがあります」と山田さんが提案したのは、ブラッディマリー。スパイスなどは使用せず、トマトジュースとDANZKA(ダンズカ)でシンプルに仕上げた一杯をいただいた。

    山田さん: ブラッディマリーで使用するトマトジュースは、フレッシュなトマトの状態で仕入れています。静岡県から届くトマトを絞って裏ごしし、ご提供します。

    使用するのは「DANZKA FIFTY」です。50度のウォッカとトマトジュースは、合わせると刺激が強くて飲みにくいのでは?と思われる方も多いかもしれないのですが、飲んだらその飲みやすさに驚くと思いますよ。

    山田さん:カクテルの状態でも15%はあるのですが、カクテルにする際に空気を含んだことで、よりアルコールを感じにくくなっているのだと思います。「DANZKA FIFTY」がトマトの甘みを引き立てているものの、塩と一緒に飲むとより引き立ち、飲みやすいものになりますよね。

    用途・好みによって使い分けて。DANZKA(ダンズカ)の可能性にせまる

    —— DANZKA(ダンズカ)はどんな方におすすめしたいですか?

    山田さん:「THE SPIRIT」と「DANZKA FIFTY」でそれぞれ異なるのですが、ウォッカにあまり親しみのない方でも楽しめるのは「THE SPIRIT」だと思います。ソーダやトニックなど、シンプルな割り材に合わせるときや、フレッシュなフルーツなど合わせる素材の味をそのまま引き立てて楽しみたいときに、活躍してくれそうです。

    「DANZKA FIFTY」は、がっつりとしたアルコールを感じたい方に。個人的には「DANZKA FIFTY」にワイルドで男性的な印象を持っているんです。「ウォトカマティーニをシェイクで」というセリフを思い浮かべる方には、50度の方がいいかなと。がっつりしたアルコールを感じたい方ですね。

    共通してDANZKA(ダンズカ)は、綺麗で上質なウォッカという印象があります。とくに若い方の間だととにかく楽しくたくさんお酒をのみたいという方もいると思うのですが、アルコールの風味は感じつつも後に残らない。そんなお酒も飲んでみていただき、ウォッカやカクテルの世界を楽しむきっかけとなれば嬉しいです。

    山田さんのDANZKA(ダンズカ)への評価は、単なる商品の良さを超え、作り手の哲学と重なる部分も多い。「何の邪魔もしない」という表現は、山田さんがバーテンダーとして「黒子に徹する」姿勢とも通じるものがある。

    こうしてDANZKA(ダンズカ)は、CaskStrengthの3,000本を超えるコレクションに追加された。お酒への探究心とこだわりをもったバーテンダーによって今後DANZKA(ダンズカ)が提供されれば、より多くの愛酒家がこのプレミアムウォッカと出会うことになるだろう。数多のお酒の中から今後DANZKA(ダンズカ)がどのようなシーンで愛され、どんな物語を紡いでいくのか。その瞬間を想像するだけで心が躍る。

    ◆ CaskStrength(カスク・ストレングス)

    住所:東京都港区六本木3-9-11 メインステージ六本木B1
    電話:0364329772
    営業時間:18:00〜GoodTime
    ホームページ:https://www.cask-s.com/

  • 北欧の伝統と革新が融合したプレミアムウォッカ「DANZKA」日本上陸

    125年の歴史が育んだ最高品質のウォッカ
    1898年コペンハーゲン生まれの「DANZKA」が、ついに日本市場へ本格上陸いたしました。厳選された全粒穀物と地下深くからくみ上げられる清らかな水のみを原料とし、1リットルあたり1kg以上の全粒穀物を贅沢に使用。通常の製法の倍の6〜7回のカラム蒸留工程により、驚くほどなめらかな口当たりを実現しました。

    世界的デザイナーが手がけた革新的ボトル
    ボトルデザインは、Bang & Olufsen元クリエイティブディレクターであり、Johannes Torpe StudiosのCEO兼クリエイティブディレクターを務めるJACOB JENSEN氏が担当。洗練されたアルミボトルは、北欧デザインの美学を体現しながら、優れた機能性も兼ね備えています。

    環境と実用性を考慮した先進的パッケージング
    従来のガラス瓶と比較して約5倍のスピードで冷却可能なアルミボトルは、軽量で割れる心配がなく、旅行やアウトドアシーンにも最適です。さらに、リユース・リサイクル可能な素材を採用し、環境に配慮したサステナブルな設計となっています。

    カクテルベースとしてはもちろん、ストレートやロックでも楽しめる多彩な飲み方で、プレミアムウォッカの新たな選択肢として注目を集めています。2025年4月24日発売